西暦

年号

月

事項

1493

明応二

―

北条早雲、伊豆に討ち入り、堀越公方足利茶々丸を倒す。（1491年説有）

―

菊寿丸（幻庵）誕生。（永正初頭説有）

1494

明応三

―

早雲、今川軍を率いて遠江三郡を攻める？

8

28日。大森氏頼没し、藤頼継ぐ。

9

19日。扇谷上杉属城玉縄要害を山内上杉軍攻略［鎌倉管領九代後記］

23日。三浦義同、三浦義高を新井城にせめて、これを殺害す。

28日。早雲、上杉定正の援軍として武蔵高見原に出陣し上杉顕定と戦う。

10

5日。上杉定正病死？。朝良継ぐ。（戦死？）

1495

明応四

1

早雲、小田原の大森藤頼と会合し、動静を探る。

2

5日。早雲、伊東祐遠に伊東七郷を宛行う。

8

早雲、甲斐に討ち入り武田信縄と和す。

9

早雲、小田原城を陥す。大森藤頼、真田城に逃げる。（２月26日説有）

1498

明応七

―

早雲、真田城に大森藤頼を攻め、これを滅ぼす。

7

早雲、相模西部で上杉顕定の軍勢と戦い、弟弥次郎戦死。

9

古河公方足利成氏卒っし、政氏継ぐ。

1501

文亀一

9

18日。早雲、甲斐吉田へ出陣し、10月3日退却。(吉田城攻め)

―

三河の岡崎城、岩津城を攻める？

1504

永正一

9

27日。早雲、上杉朝良援助の為武蔵立河原で上杉顕定と戦う。

―

（河越城で戦い）今川氏親と江ノ島を制圧する。氏親、鶴岡八幡宮に禁制を掲げる。

12

上杉顕定、上杉朝良の守る真田城を陥落。

1505

永正二

3

両上杉、顕定・朝良和睦する。

1506

永正三

4

古河公方足利政氏（両上杉派）・子高基（早雲派）争う。

8

今川氏親の要請で三河に出陣。（対松平長親）

9

19日。三河今橋城を陥す。

―

足柄下郡に検地を行う。

1508

永正五

10

今川氏親の要請で三河に出陣。

1510

永正七

6

20日。山内上杉顕定、越後で長尾為景と戦い討死。憲房継ぐ。

7

10日。上杉朝良の臣上田政盛、権現山砦に楯籠り早雲と組む。両上杉勢の成田、渋江、藤田、大石の各勢、権現山砦を囲み、早雲は住吉城・高麗山城に後詰する。
29日。上田政盛、自ら城に火を放って各城将、家臣らを伴って逃れる。

12

9日。上杉朝良、早雲方の相模鴨沢要害を攻める。

1511

永正八

―

早雲、上杉朝良と和睦。

1512

永正九

8

9[13]日。早雲、岡崎城に三浦義同を攻める。義同、逃れて住吉城に入る。

13日。早雲、鎌倉にはいる。

―

早雲、上杉朝良を大庭城に破る。（鎌倉入り前？）

10

早雲、玉縄城を築きはじめる。

11

武蔵本牧に制札を掲ぐ。

1513

永正一〇

1

29日。早雲、藤沢で三浦方と戦い遊行寺戦火にあう。

4

早雲、三崎要害（三崎城）を攻める。

9

29日。太田資康、早雲に対し新井城に籠る三浦義同を救援の為出陣するが、三浦で討死。

1515

永正一二

―

北条氏康、福島勝千代（後の北条綱成）誕生。

1516

永正一三

7

11日。早雲、新井城を陥す。三浦義同、義意は自害。三浦家滅亡する。―そして三島大社に太刀を奉納す。

1518

永正十五

2

相州当麻に早雲、禁制を掲ぐ。

4

江戸城中で上杉朝良卒し、朝興が継ぐ。

10

8日。虎印判初見。

28日。調印判初見。

1519

永正一六

4

28日。早雲、菊寿丸（幻庵）に知行を与える。

8

15日。早雲、八十八歳にて韮山城中で卒し、氏綱が継ぐ。

1520

永正一七

―

小田原・鎌倉などで代替検地を行う。

1521

大永一

9

氏綱、湯本に早雲寺を建立。

1522

大永二

9

氏綱、相模一ノ宮寒川神社を再興。江ノ島弁財天を小田原城及び韮山城に勧請し、両城の守護並びに北条氏の守神とす。

1524

大永四

1

13日。氏綱、太田資高の内応により江戸城を陥す。上杉朝興、河越に走る。