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- 日本郷土の歴史を学ぶサイト - 2024年10月7日

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京都府 > 烏丸御池遺跡・平安京跡(からすまおいけ・へいあんきょう)

城と館
御城印

平安京
 

烏丸御池遺跡・平安京跡

 この交差点付近は、縄文晩期~古墳時代の土器が多数出土することから、 有史以前より集落が営まれていたことが推定され、地名をとって烏丸御池遺跡とよんでいる。
 この碑が建つ地点は、平安京では左京三条三坊十四町と十五町の間の三条坊門小路にあたり、付近は当時の一等地であった。中でも交差点北西角の地には、 後鳥羽上皇の押小路殿に始まる著名な園地があり、そのため三条坊門泉殿などの別名で呼ばれていた。今、ここを東西に走る御池通は、神泉苑の前を通ること に因むというのが通説だが、『坊目誌』では、この泉殿の園地に由来するという説が掲げられている。
 その後も付近は高級住宅地として、足利一門の邸宅が存在したが、戦国時代には、この辺りにも砦や城が幾つも構えられ、泉殿の跡には織田信長の宿館が 作られた。これらは本能寺の変の際にもその舞台の一つとなったと伝える。
 江戸時代になると、金座・銀座などが集中して金融街へと変貌し、その賑わいは、現在でも近代建築の多く残る三条通や烏丸通のオフィスビル群に見ることができる。

『烏丸御池遺跡・平安京跡』説明より

■烏丸御池遺跡・平安京跡
烏丸御池遺跡・平安京跡

住所京都府京都市中京区仲保利町
時間
休日
拝観料
駐車場
2020年12月現在


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